そこにいるか

個人的な体験、その他の雑感

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

異常というより微妙な愛情(追記あり:私の円を乱すな)

数字に対する妙なこだわりがある。といって、とくだん数に対するセンスがあるわけでもない。2の累乗にこだわりを持つとか、ある種の素数を好むとか、各桁の数を足したり引いたり掛けたり割ったり何ごとかこじつけ始めるとか、その程度。エディタで文章を書…

にか゛つはにげだした しかしまわりこまれてしまった!

0000年00月00日へのポストは投稿日数のうちに入らないようです。今回はどうかな?*1(いちおう言っておきますけれども、今年はうるう年ではありません)このダイアリーも(内容のことはさておき)どうにか100本ほどエントリをものにできた――まではいいけれど…

二月を離さない

日付にご注目。特に意味はない。こういうふうに意味のないエントリを積み重ねていくのは、銀の市民にふさわしくない行為だろうか……。ところで、金の市民メダルの色が銅の市民メダルと変わりないような気がするんですがね。それを言うなら、銀とプラチナもだ…

ビクトリーガーデンって?

ABC『ナイトライン』で、そんな話をやっていた(Cheap Food in the City? Grow Your Own - ABC News)。要するに家庭菜園。cf. http://en.wikipedia.org/wiki/Victory_gardenもともと大戦中に奨励されたものだそうで、いまそれがフィーチャーされているとい…

日本人に生まれるという特権(という幻想)

好き友よ、アテナイ人でありながら、最も偉大にしてかつその知恵と偉力との故にその名最も高き市の民でありながら、出来得る限り多量の蓄財や、また、名聞や栄誉のことのみを念じて、かえって知見や真理やまた自分の霊魂を出来得る限り善くすることなどにつ…

「真・善・美」というタイトルにしようか、「ねじ曲げるぜ!」というタイトルにしようか迷いに迷いましたが結論が出ませんでした

「壁と卵」の比喩について、 ただ、このスピーチを聞いてふと思ったのは、こういう場合に「自分は壁の側に立つ」と表明する人がいるだろうかということだった。作家はもちろん、政治家だって「卵の側に立つ」というのではないか。卵の比喩はかっこいい。総論…

二十八にして目利きにならねばならぬ

車寅次郎がうらやましいと思うこともある。 ものが必要以上に多いと、始末するのに本当に困ります。片付けたいと思っても、どこから手をつけてよいのか方針も立たなくなってしまいます。 (中略) 余分なものを持たないということは、自分の生きる姿勢がきま…

忘れないためのゴミ

親の仕事柄、原稿用紙、束見本*1、反古には困らなかったが、メモをする習慣は中学か高校くらいまで待たなければならなかった。奮発して買った(と言っても3000円が型落ちで半額になったものだが)「ポケットサイズ」タイプのシステム手帳を今でも使っている…

「読書とは他人にものを考えてもらうこと」

そう言ったのはショーペンハウアーだったか。子どものころ読んだチャンドラーにいまだ引きずられているというのも、考えものだなあ、とマーロウものをいくつか再読しながら思った。受け売りなのかそうでないのか自分でも判然としないので困る。 「おかしいで…

情けない男

私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せてくださいと叫びました。けれどもそこからボートまでのところには、まだまだ小さな子どもたちや親たちやなんかいて、とても押しのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けす…

銀の市民になりました

2008年の春のことだった。戯れに自分の名前をGoogleで検索してみたら、ずらっと地名が並んだ。それだけなら別に何の問題もないのだが、ページをいくつか繰ったら出会い系サイト(らしきもの)が表示されたではないか。そこに僕の名前があった。最初は「誰か…

あたし 裁判員 選ばれた? みたいな

アトラスの代役 「アトラスの腰の具合がかなりひどいんですよ、まあ労災ということで、傷病休暇を与えないといけないんです」と、説明にやってきたのはキューピッドふうの天使*1だった。見た目は赤ん坊なのに、話ぶりが小役人ふうで気持ち悪い。「へえ」そう…

対抗心

後ろに人の気配がした。不審なことはなにもない。僕は家に帰るところで、夕方の通りをふつうに歩いているだけだ。それにしても、じわじわと距離を詰められている気がする。僕を追い抜くほどの足の早さなら、背の高い男性だろうか……。違った。若い女性だ。僕…

話題の三人

西に船を漕ぐ人あり。身にあまる職責が気の毒という感じもしないではないが、そんな人が漕いでいる船に乗ってる僕らのほうがやっぱり気の毒かな。東に「ホームレス」を名乗る歌人あり。「赤いきつね」より月曜の朝日歌壇を選ぶらしい。図書館は月曜休館。今…

如月第三週

十五日、日曜日、曇 新聞の話題 きのう(十四日)の夕刊に、就活関連コラムでベネッセの人が登場。そこにこうある。 販促の企画立案から結果分析まですべてにかかわりました。ダイレクトメール(DM)に掲載する原稿やマンガのシナリオも書くんです。 朝日…

志せばそれでO.K.

僕は哲学者で詩人で画家である。なにしろこれらの職業は資格がいらないのである(俳人とか歌人もそうだね)。朝日新聞の人生相談で、本職の哲学者の人も言ってたし、僕もそう思っている。そういうわけだから、僕が逮捕されたときは、「『自称』哲学者のislec…

過剰な刑罰は社会に有害です

ハンムラビ法典に嗤われる感情的超厳罰主義 - ビジネスから1000000光年 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090213/1234501769 を読んで。「出てきたらまたやってやる」という見出しだけ読めば、確かにひどいと思いますし、憤慨する人の気持ちは、ある意味わか…

1000年後――

雑文用ダイアリーに移植しました。→http://d.hatena.ne.jp/ISLECAPE/20090213/p1

人間は万物の尺度

この世界は、人間が観測しているからこのように認識されている。そのことに気づいたのは小学三年生か四年生のころだった。宇宙は人間を生み出した。しかし一方で、宇宙のありようは人間が定義している。人間という「自らを定義し、そして世界のすべてを定義…

行き場のないヘッダコメント

人魚って胎生?人魚の雄って半魚人?どうしよう、これ。

地球の小さき分身

via http://d.hatena.ne.jp/islecape/20090209/p1人間は宇宙に対してまだ微々たる影響力しか行使し得ない。ほんのわずかにガラクタを放り出したていど。いったいどれほど進出すれば、宇宙に影響を与えるほどの存在であると言えるのだろうか。

時間を浪費してしまった

とりあえず敬称略で。id:Pollyannaの「勉強ができるという蔑称 - 理系兼業主婦日記(http://d.hatena.ne.jp/pollyanna/20081224/p1)」というエントリが話題になった記憶もやや薄らぐ新年二月。そのエントリが「頭がいいと蔑まれる? - Openブログ」(http:/…

閾値はどこにある

アシモフのSFに「ロボット工学三原則」という設定がある。「ロボットは人間に危害を加えてはならない」とかいうやつで始まるアレ*1。でも、ロボットはなにをもって「人間」を判別するのだろうか? もし「ロボットが危害を加えられないロボット」が存在したと…

如月上旬

一日、日曜日、晴 ブックマークな気分 昨日は「ブックマークの気分じゃない」とか言っておきながら、確認してみるとブックマーク数があんまり変わってなかった。あれ? 現実からの遊離? フェミニズムについて声高に主張する人たちが、その定義にこだわりす…

美と政治の接近

ある有名な小説家*1に対し、イスラエルの文学賞が授与されることになった、という話を聞いたとき、本人をよそに勝手に揉めそうだな、と思った。そしてやはり揉めている。もし彼がその賞を受けたら、彼の評価は変わるのだろうか。そのエルサレム賞とやらを受…

努力とエネルギー

質量はエネルギーである……といわれる。正直いって、どういうことなのかさっぱりわからないのだが、要するにこれらは本質が同じものらしい。ものを燃やしたときにエネルギーが発生する、というところから考えると、「もの(質量)はエネルギーの可能性を秘め…

変形しない車には興味ないです

Amazonを覗いたらアイアンハイドが安い。今日現在で50%オフ。トランスフォーマー 変形! ヘンケイ! トランスフォーマー C-11 アイアンハイド出版社/メーカー: タカラトミー(TAKARA TOMY)発売日: 2008/11/21メディア: おもちゃ&ホビー購入: 1人 クリック: 7…

攻撃は最大の防御

都知事の1月30日の定例会見。築地市場の移転予定地で検出された汚染物質について、都が公表を遅らせたことについて問われ―― 「隠してたってこと? 隠してませんよ。そういう報告は順次遅れてきたんでですね、委員会をやっているときに、それに対する報告は遅…

Scanners Live in Vain

多数というものよりしゃくにさわるものはない。なぜなら、多数を構成しているものは、少数の有力な先進者のほかには、大勢順応のならず者と、同化される弱者と、自分の欲することさえ全然わからないでくっついて来る大衆とであるから。「格言と反省」*1ゲー…

誰かに尊厳を傷つけられた人へ

服従は、名誉を与えることである。人を救う力を、そして人を害する力を持っていないものに、誰が従うであろうか。そう、つまり不服従とは、かれに屈辱を与えることなのである。"LEVIATHAN" by Thomas Hobbes*1 *1:text from Project Gutenberg