軽口をひとこと書いたら、背景や意図とはまったく無関係に扱われる

もちろん「そういうこともあるのだなあ」としか言いようがない。わざわざ乗り込んで「おい、ちげーよ！　誤読すんなボケ！」などと喧嘩を売りに行くなどということはとても考えられない。誰かが僕をどう評価するか、というのは僕の問題ではなく僕を評価しようとする誰かの問題であるし。

こちらはちょっとからかったつもりなのだが、そういうニュアンスはおそらく気付かれていないのだろう。おそらく向こうは向こうでこっちの意図を曲解したわけでもなく、僕のコメントを字義どおり解釈し、その上で自分の文脈に適合するように利用した。それだけだ。ほんのささいな表現もきっかけを配る行為ともなりうる。ある意味で自戒になるきっかけをもらった、という話である。