そこにいるか

個人的な体験、その他の雑感

紀行

残雪夜録

雪は積もらなかった 降ったのがそもそもまちがいだったのかもしれないといえるような気候だった 日陰に隠れているうちに、わずかばかりの塊もみるみる消え去り日が落ちても、気温は下がらず―― (ひとり/ただくずれさるのを/まつだけ) …… 目のくらむような…

残雪録

「ここなら、二日は持つだろう」 そんなふうに言われてもちろんわかっていた それでも、ひとつところに留まってはいられなかった 林立するいくつもの塔 このうえまだ建てるつもりらしい 横を駆け抜けた子供たちは、雪を初めて見たようなはしゃぎぶり次に雪を…

東京鮫紀行〜初詣篇(仮)

あんまり天気のよくない隅田川…… どうも。鮫です。後ろにボケて写っているのは永代橋です。 正月のうちに、と、一月三日、初もうでに行きました。七草のいまだに頭が正月気分なので、もっとあとで行ってもよかったんですが、そうなるとこのエントリの投稿が…