そこにいるか

個人的な体験、その他の雑感

黒木ルールに基づく実践(『YOMIURI ONLINEに掲載された「iPhoneで人の情報丸見え」記事について、当事者から。』に関して)

このエントリについて:

簡単に言うと、あるブログのコメントに対し(サイトオーナーのことはまるで考えず)問いかけをしたもののコメント欄そのものが削除されてしまったので、声をかけた相手に「なにかある?」と呼びかけようという意図によるものです。非公開をお望みの場合はislecape名義のGmailまでどうぞ。


なお、僕のこの行動は

「匿名」による批判の禁止
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/Rules.html#anonymous

に基づくものであり、これこそが本来このダイアリー(ブログ)を開設した目的です*1

いちおう状況説明

YOMIURI ONLINEに掲載された「iPhoneで人の情報丸見え」記事について、当事者から。
http://mobaphoto.blogspot.com/2010/10/yomiuri-onlineiphone.html

という記事があった。

問題の詳細については

高木浩光@自宅の日記 - かんたんログイン方式で漏洩事故が発生
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20101025.html#p01

クロネコヤマトの情報流出の件と読売新聞記事
http://zapanet.info/blog/item/2039

上記参考。

で、

補足
http://mobaphoto.blogspot.com/2010/10/blog-post_25.html

にて、

testuser1
クロネコヤマトの肩を持つわけでないが、身勝手な人が面白おかしく騒ぎ立てたいだけで、とても残念な人だと思いまし
た。人を指さして笑うような記事の書き方、公平感に欠けているし、目立ちたいだけのようにしか映りません。発見は有益
なことですが、あとの対応は理解できなかったです。慌てていたにせよ、教えてやったのだから、元は取らせてもらう、と
いうような流れ、なかなかすごいですね。高木氏も、何をしているんでしょう。二人とも、慌てすぎです。

というコメントがあったため、

通りすがり(鮫)*2
この不具合の発見が有益なら、それをフィードバックするということも有益なのではないかと思います。こう不具
合に遭遇した場合*3、個人にできることといえば、だいたいみな同じなのではないでしょうか。

確かに新聞取材を受けるかどうかは人それぞれかと思いますし、しかもその結果を受けての記事(Web版だけの問
題らしい?)があのような始末ですから、ちょっとケチがついた感じはありますが、だからといって「騒ぎ立て」
「目立ちた」がっているというほどのことはないでしょう。それに、もしそうだとしてだからどうしたという感じ
もあります。不具合を認識したら再現性があるかどうか確かめるでしょうし。

僕としては、前記事が公平性に問題があるというほどバランスを欠いているようには読めませんでしたし、日常で
ちょっと変わった出来事に遭遇した人が、その出来事について自分なりに報告しているというだけの話ではないで
しょうか。

今回の件でひとつ問題があるとすれば、むしろ特段の悪意も過失もない行動をとった(ように見える)にもかかわ
らず、それをブログで報告すると、論理的に根拠を示さない感覚的な匿名の非難が飛んでくる(という状況があ
る)ということくらいでしょう。正直それがどういう動機によるものか僕にはよくわからないので、人によっては
それが圧力となって、かえって以後に禍根を残すかもしれませんね。

というコメントをつけた*4

のだが、

コメント機能を削除しました。
http://mobaphoto.blogspot.com/2010/10/twitteryubile-pdfzipdl-dl-25yomiuri.html

気がついたらこのようなことになってしまったので、ここにログを残しておく。読み返してみると他にも批判したい人はいるのだが、元コメント欄があの状況なので、とりあえず。


testuser1さんのほうで反論があれば、このダイアリのコメント欄または冒頭に提示したメールアドレスまでどうぞ。


(ところであのコメント欄、TwitterGooglefriendfeedなどのアカウントと紐付けられたブログ縦断的な外部サービスで、覚えておこうと思ったのだが失念してしまった。あれはなんだったのだろう?)コメントのログに記載されていた。あとで調べる。


追記:
ところで、不思議といえば不思議なことだが、一連のエントリに寄せられたコメントは、肯定的なものも否定的なものも含め*5すべて匿名だった。外部サービス http://aboutecho.com/ によるコメント機能によって各種のWebサービスアカウントに紐付けることができるというのに。

まさか、あのエントリにコメントした人が誰ひとりGmailTwitterも使っていないということはないと思うのだが。

仮に件のコメントサービスにアカウントを預けるのが不安だとしても、連絡先を記述することはできた。匿名がすべからく悪、などとは言わないが、ごく適当な名前とデフォルトアイコンがずらっと並んだ光景は、どうにも違和感というか疑問を感じる。コメントユーザーの画像がことごとく灰色というのは、やはり少し寂しいと思う。

僕としては、こうしたアカウントを紐付けできるサービスを積極的に利用していきたいと考える次第だ。

*1:「つまり、誰かのブログに『とおりすがり』としてコメントすることのないように」 cf. http://twitter.com/islecape/status/20063804038

*2:ちょっとふざけた名前だがTwitterアカウントにリンクさせていた。

*3:「こう不具合」は「こうした不具合」がバックアップされた際に欠損したのではないかと思う。投稿した時点では正確に表示されていた記憶がある。

*4:下書きをしていないので言いたいことを端折っているうえちょっと日本語もおかしいが、投稿したそのままで。

*5:islecapeアカウント名義を使った僕以外。