そこにいるか

個人的な体験、その他の雑感

人類はそんなに凄い存在じゃないと思う

inspired by http://anond.hatelabo.jp/20090821204803

先駆者としての人類には敬意を払いつつも、この生物種の文明を素晴らしいと思った事が無い。地球がまだ「未発達」「野蛮」だと言われていた時代の存在だ。当時の知性化種族の地位なんて今とは比べ物にならない。競争相手なんて(今と比べると)居ないも同然の時代なら、ちょっと本気で取り組めば何をやっても「斬新」で「一番乗り」が簡単に出来た。やりたい放題がそこそこ許された時代だったはず。(同じ理由でネオ・チンパンジーもそうだったと思うんだよね。それなりにやりたいようにさせてもらえた時代であれば、今でも成功する生命体は沢山居ると思う)

ただ、人類という知的生命に匹敵する列強諸属は存在しないのかといったら、多分、全然そんなことは無いと思う。「万物の霊長」と担ぐ理由って、別に人類に心酔しているからではなくて、地球の生命体の象徴であってほしいという、もっと利己的な理由じゃないかなと思う。

知的生物に主属は付き物だもんね。地球種属系列にも歴史があるれっきとした知的生物なんだぞと、地球種属ぐるみでその雰囲気を盛り立てていくために、人類を利用してきたところはあると思う。

――ネオ・ドルフィン 

あんまりうまくいかなかった。

cf. 知性化シリーズ