そこにいるか

個人的な体験、その他の雑感

オンラインに生きる(PART1)

via http://d.hatena.ne.jp/islecape/20090219/p1

僕がはてなのアカウントを取得したのは2008年5月末なので、そろそろ一年になる。最初の三ヵ月はプライベートダイアラーだった。毒にも薬にもならないような存在でいようという当初のもくろみはどこへやら、どうも地が出てしまったみたい。ござる口調とか、もうちょっと極端なキャラクターにしてもよかったかなあ、などと思わないでもない*1

当初おっかなびっくりだったIDコールも息を吐くがごとく気軽に飛ばしている。基本的に僕は誰かを叩いている人を蹴飛ばす習性があるのだけれども、あまり相手にはされない。暇にあかせて一万字くらい書くことはなんでもないので、まともに相手したら疲れるとか思われているのかもしれない(それに関連して、議論好きと思われているふしがあるのだが、別にそういうわけでもない。僕だって疲れるし、この習性は考え直したほうがいいかも、とは思う)。つうかIDコールを確認しないのかなあの人たちは。

政治的な問題に口を出して、それで特にコメント欄などが炎上していないのは、「ポリティカリーコレクト」*2的立場をそれほど踏み出していないから――というより、ひとえにその無名さ、取るにたらなさゆえであろうと思う*3。それでも、この調子で続けていけば、そのうち僕を目障りに感じる人も出てくるだろう。

以前、404の人にネタにされたとき、「PVカウンター設置しておけばよかった」と思うと同時に、「これでもう逃げられないぞ」と、恐ろしさを感じた*4。「全力で逃げてぇえええ!!!!!」などと言われたこともある。思うに、僕はあのとき覚悟を決めたのだ。

id:islecapeという人格は、このダイアリーを主だった構成要素として、ほぼ完成したと思う。この半年、Disられたからなどというわけではなく、自分の文章の稚拙さなどといったことにうんざりして、islecape名義の全アカウントを消したくなることが幾度もあった。でも、やる気をなくしても、どれほど炎上しても、「中の人」の身元を暴露されても、そして「中の人」が死んでもここは閉鎖しないつもり。プライベートモードにすることさえないだろう*5。その程度の責任感でもって僕はオンラインに生きていく。はてなが存続するかぎりはここにいる。だからダイアリーの有料オプションは選択しないけど代わりにスター買います。というか買った。君も買え。

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*1:なにしろはてなといえば「増田」さん( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%8D%E8%80%85%E5%A2%97%E7%94%B0 )。ダイアリーのそこここにWizardryパロディをちりばめてるし。

*2:これは「絶対的に正しい」という意味ではない。念のため。

*3:不思議なことに、コメント欄を完全解放しているにもかかわらず、リンク目当てのスパムコメントすら来ない。

*4:レベッカ・ブラッドという人が、ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイスで同じようなことを言っていた。このエントリのタイトルは、その章題のひとつ。

*5:アダルト系のリンクをちまちま消すのは嫌いなので、場合によってはコメントとトラックバックを制限するかもしれない。