119に電話した
「はてな消防署。救急ですか、消防ですか」
「あ、消防です。火事です」
「はい、どこが燃えていますか?」
「えと、http://d.hatena.ne.jp/islecape/20081102です」
「あなたのお名前は」
「islecapeです」
「ほう。つまり、あなたのダイアリーが火事なんですね?」
「いえその、火事と言うほどではないんですけど、なんかキナ臭い感じがして、ちょっと小火っていうか、ブクマ欄のほうなんですけど――」
「え? 『はてなダイアリー』のコメント欄ではないんですね? 『ブクマ』って、『はてブ』ね? はてなブックマーク」
「はい」
「誰かケガしている人とか、います? 気分が悪いとか」
「ええっと……いないみたいですが」
「えーとね、何か燃えやすいものでもあるんじゃないですか。どういうこと書きました、そこに?」
「何を書いたって……その、ここって『はてなムラ』というよりは『はてなスラム』だよね、とか」
「ああ、アナタ『そういうところ』にお住まいなんですね」
「は?」
「『そういうところ』ですよ。つまりぃ、平野啓一郎さんとか、森見登美彦さんとかには関係ない人ですよね」
「だ、誰ですかそれ?」
「うん、大丈夫ですよ別に。コメント欄のほうに延焼したりもしないでしょうし。まあ仮に燃えたって死ぬわけじゃないですから、強く生きてください」
「どういうことですか、来てくれないんですか?」
「うんまあ。じゃ我々も忙しいので(ガチャン、ツーツー)」